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「A・A学習シリーズ アジア・アフリカ研究所編」労働旬報社 間もなく、「9・11」。あの日から20年が経とうとしています。そこで、こちらの貴重な本をご紹介します。 「アジア・アフリカ研究所」は、1961年4月創立以来、研究調査機関誌『アジア・アフリカ研究』を発行。「民族解放運動の歴史」上・下 は、その年に刊行されたものです。第二次世界大戦後まもなくアジア やアフリカで独立運動が活発化。1957年、西アフリカのガーナがサハラ以南アフリカで最初 に植民地支配からの独立を果たすと、 さらに1960 年、フランス領植民地を中心に 17 か 国が一気に独立。この年は「アフリカの年」と呼ばれました。 1960年代に入って、アフリカの民族革命が燎原の炎のように大陸全体に広がり、また、ラテンアメリカでキューバ革命の影響下に反米闘争が勢いよく発展すると…日本でも反植民地主義に連なる運動が大きなうねりをつくっていきました。上巻「あとがき」から抜粋>「この本は、アジアアフリカ研究所が編纂し、労働旬報社が発行する学習シリーズの第2冊目のものである。第一冊目の民族解放運動の思想と行動では、帝国主義、新旧植民地主義と民族・植民地問題・民族解放運動の基礎理論を扱った。」以上下巻 「あとがき」から抜粋>「執筆に際しては、まずアジア、中東・アフリカ・ラテン・アメリカ各部会の責任者と編纂責任者とが時期区分とその指標…各地域の意見交換を行った上で編纂者と各部会が執筆担当者を選んで執筆し…略戦後期の時期区分を3大陸の民族解放運動という視点から行うことは極めて難しい問題である。 65年66年以降多分新しい段階に入りつつあるとするべきであろうと考えるが…」 「民族解放運動のあゆみ」―上・下巻のまとめ」から抜粋>「民族の尊厳自由と独立基本的権利平和生活と幸福を勝ち取り確保するための人間の戦いであった。そして人間が人間として生きるための戦いである以上また逆にそれを拒否する植民地主義のアジアからアフリカラテンアメリカと魔手を広げた以上民族解放運動がこの三大陸で普遍性発展性連続性を持ったのは当然であった。」以上くしくも1968年、フランス「5月革命」が起きて旋風が巻き起こりました。9・11で露呈した世界の裂け口は、いっこうに塞がりません。
カテゴリー: | 本・音楽・ゲーム>>>本>>>人文/社会 |
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商品の説明
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